5日目
8:00 起床。
今日は1月1日。2023年が終わり2024年が始まった。
今日はメーサイを後にし、ラオスの金三角経済特区に初めて潜入する。
まずはホテルで朝食を取る。
初めてのタイでの年越しはまさかのメーサイ。
そして元旦早々ラオスのゴールデントライアングルに行くという不思議な幕開けとなる。
ラオスのゴールデントライアングル経済特区は中国の経済特区で、カジノに風俗と欲望の街となっている。
区域内は中国が完全に支配しており、言語は中国語、流通している通貨は元とまるで中国にいるかのような錯覚をする。
ネット上ではこのゴールデントライアングル経済特区にはさまざまな悪い噂がある。
・中国のマフィアがカジノを経営
・人身売買で年間500人が被害に遭っている
・治安も悪く日本人は行かない方がいい
・アジア一の置屋が存在する
これは何としても自分の目で確かめなければいけない。
世間には色々と噂が広がるがいざ行ってみると実態は全然違ったということはたくさんある。
もちろんそういった危険な側面もあるのかもしれないが、日本人が旅行で行って問題ないのか調査することにした。
そして何より興味を引いたのがアジア一の置き屋があるということ。
これはあのJOJOブログで紹介されていた。
メーサイからゴールデントライアングルへ
まずはメーサイからゴールデントライアングルまで向かう必要がある。
ネットで調べた感じだとメーサイ国境近くからゴールデントライアングル行きのソンテオが出ているらしい。
メーサイで何人かに聞いてみたがまだありそうなのでソンテオ乗り場を探す。
ソンテオ乗り場は国境側にあるセブンイレブンの向かい側にあった。
↓ソンテオ乗り場は大体この辺。青色のソンテオとBUS STOPと書かれた看板が目印。
大体1時間に一本くらい出ていて料金は50バーツ。
フロントガラスにゴールデントライアングルと書かれているので分かりやすい。
ソンテオは10時ちょうどに出発とのことで、30分ほどカフェで時間を潰す。
近くに良い感じのカフェを発見。
エスプレッソコーヒーを注文。ひんやりとした朝の空気が気持ち良い。
ソンテオは10時定刻に出発。乗客は自分以外全員ミャンマー人だった。
ゴールデントライアングルに向かう途中でタイ警察の検問があった。
ミャンマー人は何か書類を提出していたが自分は特に何も聞かれることはなかった。おそらく何か言われたとしても日本のパスポートを見せれば問題ない。
1台ずつ警察に停められて、何か質問を受けているようだった。
山を越えてゴールデントライアングルへと向かっていく。
30分くらい走ってゴールデントライアングル公園に到着した。
周辺は仏像や屋台があったりとそこそこ賑わっている。団体観光客も何組か来ていた。
一応周りを少しだけ観光する。
公園付近にはラオス行きのボート乗り場があるが、これはツアーの一種でラオス国内には入国することは出来ないので注意が必要だ。
ここゴールデントライアングルはかつてアヘンの生産・密輸で栄えた場所で、世界最大の麻薬密造地帯とも呼ばれていた。
メコン川を挟んでタイ、ラオス、ミャンマーの3カ国が国境を接している。
対岸にはラオス、ミャンマーを望むことが出来る。
一通りゴールデントライアングル公園も歩いたのでいよいよラオスへ向かう。
ラオス国内に入るには1キロくらい南にあるチェンセン国境検問所というところから船に乗って行く必要がある。
コロナ渦の時は国境が閉鎖され、外国人は船での往来が出来なかったが、2024年現在は外国人観光客であっても船に乗ってラオスに入国することが可能だ。
バイタクも見つからなかったので暑い中歩いてイミグレへ向かった。
こちらがイミグレ。右側の入口から中に入るとすぐに窓口があるので、そこで出国手続きを行う。
特に何も聞かれることもなくあっさりと出国手続き完了。
いざラオスへ入国!
イミグレを抜けるとすぐにボート乗り場がある。
階段を下ると、このボートに乗れ!という感じのことを中国語で言われた。
ここからはもう中国の支配下に入った感じがした。
近くにいたタイ人に聞いたらラオス行きということで乗船する。
客は自分以外全員中国人だった。
ボートの運営をしているのも中国の会社らしく一気にアウェーな雰囲気に。
ボートは爆速であっという間にラオスに到着。
船を降りるとボート代的なものを支払わされる。タイバーツで払うと言ったら150バーツとのこと。
ちょっと高い気もするがチケットを購入して支払い。
ボートを降りた先にある階段を登ったところにラオス側のイミグレがある。
ここで手荷物検査、入国カードの記入をしてから入国審査を受ける。
イミグレは人も少なくがらーんとしていた。
ラオスの入管職員からも特に何も聞かれることなくあっさりと入国。
金三角経済特区に入域
金三角地帯経済特区の看板。
イミグレ周辺は特に何もないので街中まで移動する必要がある。
しかし地図で見た感じイミグレからカジノまでは結構距離がある。イミグレ付近にシャトルバスが停まっていたので近くにいたタイ人のおじさんに声を掛ける。
するとこのバスはカジノで遊ぶ人専用のバスで無料で連れて行ってくれるとのこと。
タクシーもいるようだが結構高いよとのことで一緒に乗せてくれた。
ミャンマー系の運転手は不審がっていたが一緒にカジノに行くと言って話を付けてくれた。
このタイ人のおじさんはチェンセンに住んでいて、正月も特に何もすることなくカジノに遊びに行くと言っていた。
10分ほどバスで走るとキングスロマンカジノが見えてきた。
区域内最大のカジノ、Kapok Star Hotelに到着。
ラオスとは思えないような綺麗で豪華な建物だ。
カジノに入った後は怪しまれないようにバックパックを預けて少し中で過ごしてから外に出なさいとアドバイスしてくれた。
俺はうんこするからって言ってどっか言ってしまったが優しいおじさんに感謝。
そのまま出ても良かったのだが、一応少しだけルーレットで遊んでおいた。
100バーツだけ勝って一旦外に出る。
まずは今日の宿を見つける必要がある。ネットでホテルを事前に探してみたが一切見つからず現地で歩いて探すことにした。
おそらく中国語で探さないとホテルの予約はできない感じだ。
初めての街並みを散策。巨大なカジノが立ち並びとてもじゃないがラオスとは思えない。
歩いている人もほとんどいなく、ちょっと不気味な雰囲気が漂っている。
街中に入っていくと、中華色の強い建物がだんだんと増えてくる。
ちなみにここはラオスなので当然タイのAIS電波は使えない。
見知らぬ地でネットを使えないのは不便なので、まずはラオスのSIMを手に入れることにした。
街中を歩いていたらちょうど携帯ショップを見つけたので中に入る。
SIMカードを欲しいというと30日間使えるというSIMを見せてくれた。
それより短いプランはないようなのでそれを購入。確か200バーツくらいだった気がする。
ちなみに店員はミャンマー人のようでタイ語も英語も通じなかった。
店員のスマホのGoogle翻訳を使って会話した。日本人と分かると日本語の翻訳を使って親切に教えてくれた。
SIMもゲットしたので本格的にホテル探しスタート。
Googleマップを使いながら1件1件部屋が空いているか確認していく。
しかし、ここからが地獄の始まりだった。
10軒ほどホテルを回ってみたが部屋が全く空いていない。しかもほぼ中国語しか通じずコミュニケーションも苦労する。
中国語が話せないと露骨に態度も悪くなるし結構詰み。ラオス人とはタイ語でコミュニケーションが出来るがどこも部屋は空いていない。。
一軒だけ空室があったがお正月料金ということもあって1日3000バーツという高さだったので一旦保留。
途方に暮れて歩いていると、さっきまでFULLと書かれていたボードがなくなっているホテルを見つけた。
見た感じローカル感のあるホテルで料金もそこまで高くはなさそうだ。
店員もラオス人で問題なくコミュニケーションが取れる。部屋は1日400元とのこと。タイバーツだと大体1900バーツくらい。少し高いけどここしかなさそうなので2泊分予約した。
合計3800バーツ+デポジット1500バーツを払う。
ついでに5000バーツを中国元に両替してもらった。
街中には両替商といったものはなさそうだが、元を持っていない何かと不便。
とりあえず1000元手に入れることができた。
部屋はそこそこ綺麗で快適だ。
バスルームは少し清潔感に欠けるが、シャワーもお湯がしっかりと出たのでまあ合格点。
ベッドはシングルベッドが2つで、テレビ、冷蔵庫、湯沸かし器も付いていた。
両替してもらった中国元。
荷物を置いて少し病んでから街歩きを再開。
街中はゴミが結構落ちていたり砂っぽい感じはあるが、インフラはそこそこ整っている。
車のマナーがあまり良くないので街歩きの際は注意が必要。暴走セダンが突っ込んできて1度轢かれ掛けた。
そして「会所」と書かれたいわゆる置屋的な場所が至る所にある。
この黄色の文字で書かれたお店は全て置屋だ。
日中で結構暑いこともあって外を歩いている人は少ない。
腹が減ったので少し遅めの昼飯を探す。
ホテルの近くに「中華面点王」と書かれたお店を見つけた。
おそらく麺料理のお店だろうか。言葉は通じないけど店は全て中国語で書かれているのである程度どんなお店か予測することができる。ラオス文字もタイ文字に近いので何となく読める。
店内は比較的清潔でお客さんも結構いた。
注文はタッチパネルでするようだ。
エビチャーハン、餃子、ビアラオを注文。
さすがは中華。普通にうまい。
日本で食べる中華料理とほぼ同じクオリティだ。
ちなみに店内では中国人がゴミ箱にめっちゃタンを吐いていた。
道端でもみんなタンを吐いていた。
ホテルに戻って夜まで適当に時間を潰す。
夜の金三角経済特区を散策
19時を過ぎて外も暗くなってきたので再び街歩きスタート。
日中は気付かなかったが、ホテルの1階はどうやら置屋を併設していたようだった。
ピンクのネオンがキラキラと輝いている。
夜のカジノは装飾がすごい。
カジノの方を抜けていくとナイトマーケットが現れた。
中に入ると雑貨屋、中華料理、ラオス料理、パブなどがあった。
客は中国人、ラオス人、ミャンマー人といったところだ。
とりあえずビアラオを買ってビールを飲みながら人間観察をしてみる。
ネットでは人身売買が横行するとか強制労働させらているとか物騒なことが書かれているが、ここだけ見てるとそんな感じは全くしない。
よくあるナイトマーケットの雰囲気だ。
もちろんそういった負の側面もあるのだろうが、ネットで書かれているほど殺伐とした雰囲気は感じなかった。
ナイトマーケットの近くにはショッピングモール的な場所もあった。
置屋巡りスタート
夜も更けてきたので置屋巡りを始める。
置屋は各所に点在しているが、ホテル近くの通りに最も集積していた。
道路沿いの両端に合計20店舗くらいの置屋があった。
まずは置屋嬢のレベルチェック。
やっぱり初めてくる置屋街はワクワクする。
ホテル側の置屋街を中心に、30店舗くらいくまなくチェックしていく。
小さい店で大体3人くらい、大きい店だと20人くらいの置屋嬢がいる。
大体どの店もイカつめな中国人男かママさん的な人がいる。
呼び込みはそこまで激しくはないが、店に近づくと声を掛けられる。
当たり前のように中国語で話しかけてくるので、まずは中国語わかりませんというところから始まる。
中国語が話せないと人権がないかと思っていたが、割とみんなGoogle翻訳を使ったりして会話してくれる。
さて、気になるのは置屋嬢のレベルと料金だろう。
まず置屋嬢のレベルであるが、個人的にはかなり高い方だと感じた。
もちろんみんなが可愛いわけではないが、バンコクのゴーゴーバーやMPと比較すると選べる子は断然多いと個人的に感じた。
国籍はベトナム人が1番多く、次いでラオス人、中国人といった印象だ。
化粧もそれほど濃くなく、素朴な感じの子が多い印象を受けた。
とにかく置屋の数が多く、見て選ぶことができるのでお気に入りの子を一人は見つけられるはずだ。
続いて置屋の料金。
大体どのお店もショートタイムで500-600元といった感じだった。
500元はタイバーツで2,500バーツ、日本円で8,000円くらいをイメージして貰えると良い。
ビエンチャンの置屋と比較してしまうと高く感じるが、ここは中国だと考えるとそれほど高くはない。
今ではゴーゴーバーでお持ち帰りすると合計4,000バーツ位は掛かってくるし、嬢のレベルを考えるとコスパは悪くないと思う。
ロングだと人にもよるが大体1000元くらいのようだ。
少し高級な店舗や中国人女性を指名するとなると値段はもう少し高くなるので注意。
ただ交渉は多少できそうな雰囲気だったので値下げトライも可能だ。
自分は中国語で数字だけ覚えて交渉したら、600元から500元くらいまではすぐに下がった。
18歳のラオっ子と対戦
1時間くらい歩き回って疲れたのでそろそろ決めよう。
気になる子が何人かいたが、ホテルの向かい側にあった小さめな置屋でラオス人女性を指名した。
年齢は18歳ながら垢抜けていてかなり可愛いかった。
お前それは言い過ぎだろ!と言われるかもしれないが、元乃木坂46の齋藤飛鳥に少し似ている。
細くてスタイルも良く、黒髪ロングで坂道系のアイドルといった雰囲気だ。
ショートタイムということで置屋の部屋に通された。
中はベッドがあるだけのかなり簡素な部屋。お世辞にも綺麗とは言えない。
荷物も無造作に置かれていて結構散らかっている。
シャワーも何故か便器の上にあって衛生環境はかなり悪い。
裸足で便器の上でシャワーを浴びるというストロングスタイルだ。
今考えるとホテルの近くだったので自分の部屋に連れて行けば良かったと後悔。。
綺麗好きの人は自分の部屋に持ち帰ることをおすすめします。
プレイは予想通りサービスも期待できないし、愛想もそれほど良くなかったがとにかく顔が可愛いので問題ない。
出身はビエンチャンでここで働いて3ヶ月と言っていた(ホントかどうかは分からないが)
ラオス嬢はプレイが終わった後はすぐにシャワーを浴びて待機所に戻って行った。
一人虚しく着替えて帰り支度をする。
近くのスーパーでビールとカップ麺を買って部屋に帰る。
こうして金三角経済特区1日目は幕を閉じた。
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